石原良純、インフルエンザ予防に疑問「シャットアウトして生きていく必要性あるかなあ」 前年の3700倍、全国で激増も

 俳優の石原良純が12日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。全国で激増している季節外れのインフルエンザについて持論を語った。

 番組では、全国で激増しているインフルエンザの流行について特集。全国に5000箇所ある医療機関のインフルエンザ定点報告数が、5月29日~今月4日までの1週間で7483人を数え、前年の2人から実に約3740倍に激増していると伝えた。また同じ1週間で、インフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖が全国で302校に達していることも紹介した。

 良純は「感染症というのは、人間が生きてるうちではかかるもんじゃないかなんて僕は思っているんですね」と切り出すと、「かかったとしても大きなことにならない。そうやって人間は生きていくから、インフルエンザになったことをあんまり騒ぐ…(ことはない)」と主張。タミフルなど治療薬があることを理由に、「過剰に、完全にウイルスをシャットアウトして生きていく必要性ってあるのかなあっていう気がするんですが」と話した。

 いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長は「そういう考えもあると思いますし、正しいと思います」としながらも、「ただし小さいお子さんが感染したときに、インフルエンザ脳症になってしまうと、後遺症として人生が変わってしまうと心配される親御さんがいるのも事実ですね」と、感染した場合に重大なリスクとなる世代もあることを指摘した。

 良純は「僕はもう普通に暮らせばいいんじゃないの、って思って。感染症が今、増えているのは、人の流れが大きくなったことは間違いないわけじゃないですか。人はそうやって動いて生きていくし、それが世界単位で動く中で。致し方ないのかな」と改めて主張した。

 伊藤院長は「ただ、感染していい、とは一概には言えなくて。社会全体としては弱いという方がいるということを考えると、予防するという手段が十分に普及していることが必要かなと思います」と予防対策は講ずるべきだと説いた。

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